DJ西尾のひとりごと|日常はプチハッピーにあふれている♪

ご案内の職人

こんにちは、DJ西尾です。

実家は昭和時代におじいちゃんが開業した寿司屋でした。

親父が2代目で跡継ぎ候補の兄は学校の先生になり、私もエンターテインメント業に魅せられ3代目不在と時代の流れで平成10年のれんを下ろしました。

寿司屋は継がなかったけど、

・東京ディズニーランドでの「ファミリーエンターテインメント」
・プロサッカーやプロ野球での「スポーツエンターテイメント」
・日テレやフジテレビでの「芸能エンターテイメント」

と様々なエンターテイメント業界で働けたのは、寿司を握る職人の血筋を活かす事が出来たのか「来場者の心を握る職人」をしていたのかも知れませんね(笑)

 

接客業に分類されるイベント業において参加者は「観る・触れ合う・食べる・聴く・感じる」などの欲を満たすメインショーがある為に来場されるので、メインショーを滞りなく実施する事がイベント運営の目的です。

そこで参加者の満足度のお手伝いでスタッフがご案内をします。
実はこの「ご案内」が難しいのです!

より多くの方がお楽しみ頂けるように「小さなルール」を作り「お願い」という「ご案内」をしますが、言い方やタイミングさらに口調や音量の大小でお客様の不快に繋がりメインショーが台無しになってしまう事にもなります。

重要なのは、

① 参加者がストレスなくメインショーを楽しむ事
② メインショーである出演者や提供するモノがストレスなくお客様に届く事
③ 双方の満足度の為に「ご案内」をするスタッフがストレスなく役割を果たせる事

そこで、どうしてもお客様にしてもらいたい事を伝える時は

言葉の頭に「ごめんなさい」「恐れ入ります」「申し訳ございません」のいずれかを言い注目を集めてから要点を言います。

この3つはお詫びの言葉でチョイスされる事が多く、立場が下で遜ったように見えるけど「お客様が動く事」を最優先する時は「話始めのインパクト」で使うのです。

もちろん言い方・口調・音量の大小は対象者の年齢やメインショーの内容に合わせて使えば相手の心を握る事が出来ますね♪

 

「ご案内する」とは話すや示す事だけではなく「ご案内」した事で相手の心や身体が動く事だと思います。

 

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