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Story

第1章『夢』

幼少の頃の遊びと言えば、7つ年上の兄貴達とやっていた野球。

その流れで野球を続けるのは必然で、将来は「プロ野球選手」になる のが夢となっていった。

しかしながら、高校に入ると、私より技術も体力もはるかに上回るメンバーが多くなり、 あっという間に夢は破れる…。

具体的な努力もしないまま、ただ漠然と「上手くなりたい・試合に出たい」と思うだけで、 練習もなんとなくこなしていた結果、、、

最終学年でレギュラー背番号をもらったものの、最後の公式戦では先発から外され、 悲しい結末を迎えた。

夢を描くのは素敵なこと。

だけど、夢を叶えるために動かなければ何もつかめない…。

第2章『決断』

19才の頃から衆議院議員会館食堂の調理場で働く。新人の私はゴミ捨て担当だった。

その日も、いつものようにゴミ捨てを1人で行っていた。

すると…

瞬間、うねるように音を立てて風が吹いた。

振り向くと暗闇の中に月明かりとビル街。

「俺がここにいる事を誰が知っているだろう?」
「俺は何のために生まれて来たのか?」

急に寂しくなって、走馬灯のように19年間がフラッシュバックした。

…半年前、私がヴォーカルを務めたバンドの解散コンサートのシーン。

歌い終えた私が楽屋で座り込んでいると、観客として観ていた仲間が来て、

「西尾!良かったぞ!感動した!」と声をかけてくれた。

「人の喜ぶ顔ってうれしいな」
「自分がする事で人の心が動くなら、表現することが自分の生まれて来た理由!」

…翌月には調理師を辞めてエンターテインメントの世界に飛び込んだ。

第3章『本気』

東京ディズニーランドで「ジャングルクルーズ船長」を担当している時、 毎日、何度も何度もジャングルを冒険していた。

ゲスト1人1人を見て、感じて、朝から晩まで「船長」になりきる。

本気で笑い、本気で驚き、本気で怖がり、本気で安心し、本気でお願いする。

そして「私のボートに乗ってくれてありがとう!」と本気で感謝した。

多くのゲストから「船長さん!ありがとう♪」という言葉や素敵な笑顔を、 時には拍手ももらった。

「年齢性別に関係なく、全ての人が笑顔になれるひとときを提供する」

こういった「エンターテイナー」の精神がやはり自分には宿っていた。

7年間で5つのアトラクションを経験させていただいた「ディズニーでの日々」は 今の私の礎になっている。

第4章『成長』

「ディズニーのお兄さん」は天職かな?と思っていたが…

ある時ふと、
「ありがとうを言われているのは、ディズニーのお兄さんであって西尾ではない」 と思い始めるようになる。

「これでは議員食堂で働いていた自分と変わりないのではないか…」

…新たな道を模索していく日々。

そんな中、仲間の紹介で今度はスポーツエンターテインメントの世界へ。

Jリーグ「ヴェルディ川崎(当時)」のグッズショップ店員を経て、店長に任命される。

「何の為にグッズ開発や販売があるのか?」
「何の為にプロサッカーチームがあるのか?」

本気で考える毎日だった。

後に、選手トークショーの司会やサイン会進行、公式戦の会場MCを担当させていただく 機会にも恵まれた。

選手からは
「スタメンに選ばれて選手紹介されたい」
「西尾さんが司会ならサイン会も楽しい」
などと言ってもらえた。

会社に所属し働く中で、常に物事の意味を考え、「携わる人の喜び」を願い、 「なんとかしたい」と思う事が自分を成長させた。

第5章『バランス』

ヴェルディ職員としての出向契約が切れ、次は「日テレスポーツ局野球中継班」を通じて プロ野球界「読売巨人軍」の仕事に携わることになった。

自分ができる事は、

スポーツの魅力である「筋書きのないドラマ」を演出する選手やコーチ陣・OBの想い…

それを支えるファンの想い…

この双方の想いがぶつかる事なく、バランス良く歯車を合わせる、そのサポートをする事。

そんな想いで、イベントMCやイベント運営ディレクターを担当させていただいた。

またこの頃は、「日テレ海の家」店長、日テレ局開催の「来場者参加型イベント運営」 なども担当。

クライアントからは「次もお願いしたい!」という声をいただき、 スタッフからは「今まで味わった事がないほど楽しい!」「また働きたい!」 という声が増えていった。

第6章『想い』

「なんでそんなに楽しそうなの?」

「なんで西尾のいる現場のスタッフはそんなに輝いているの?」

「なんで西尾が司会をするとファンがルールを守るの?」

そういった質問をされることがよくある。

私なりの回答は、

「来場者・スタッフ・携わる全ての方の笑顔や喜びがあふれる空間をつくりたい」

「様々な想いを持って集まった全ての方に、来て良かった!ここにいてよかった! と思ってもらいたい」

この想いを持って業務を遂行しているから。

想いは伝わり、人から人へ繋がって、広がる。

私は「人の想いを動かす」キッカケ作りができる!!

About

Nマジックとは

より多くの方が
「ありがとう」「楽しい」「うれしい」
を味わえるキッカケ作りのメソッド、

それが”Nマジック”です。

皆さんに魔法をかけます!

皆さんのライフエンターテイメントをサポートします!

「来て良かった!」「やって良かった!」 と思える空間や時間を皆さんと一緒に作りたい!

そして、Nマジックとの出会いが、様々な場面で、 何かの“キッカケ作り”になれば幸いです。

Profile

DJ西尾の写真

DJ 西尾

イベントMC/育成アドバイザー

1964年9月19日 東京都足立区生まれ
おとめ座、A型

専門学校卒業後、衆議院会館食堂〜喫茶店勤務

1986年〜1992年までTDLアトラクションキャストとして働く。

1993年〜
ヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)のショップ店長をする傍ら、ファン対象イベントのMCを務め、1999年より2年間は競技場内アナウンスも。

2008年〜
イベント会社にて「企画•運営」「ステージMC」「スタッフ育成やモチベーションアップ研修講師」など、様々な活動をさせていただく。

2020年〜Nマジック株式会社を設立。

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