DJ西尾のひとりごと|日常はプチハッピーにあふれている♪

「ヒマ」は罪

こんにちは、DJ西尾です。

私は高校1年の時から、通学しながらアルバイトを経験しました。
野球部に所属していたので、比較的合同練習が少ない「冬」に清掃・飲食店・交通量調査・施工・誘導・貸しルーム管理など様々な職種を短期でやっていました。

 

喫茶店の洗い場担当で、客席から下げられた皿やグラスが溢れている時に、普段は調理している店長が声をかけてくれて洗い方の手本を見せてくれました。

笑顔でリズムを刻み、そして両手の使い方や洗うポイントなどを会話しながらみるみるうちにキレイになって行きます!芸術?まさにプロフェッショナル!

チョコレートパフェやココアなどのオーダーされたメニューを作るのが仕事だと思っていたけど、この瞬間からグラスやカップ・皿などの器がキレイだから飲食が気持ちよくなる!
仕事場に無駄な時間やポジションはない!
単純作業でも意味を持って極めようとすると、勤務時間は充実感に溢れて役に立てる!

 

逆に、施工会社の時は、終わりがないのかと思うくらい資材を運びました。
しかし、指示された運搬が終わると待機となって数時間「待機部屋」に居るだけでした。

たまにトイレで施工している会場に出ると職人さんは資材に息を吹き込んでいるかのようにイベント会場が出来上がって行きます。私達が運んだ事は役立っているとは思うけど、あれから数時間ずっと待機して申し訳ないな・・・。結局そのまま新たな指示はなく待機のまま勤務終了でした。

待機部屋では、友人同士は会話が生まれていたけど話題は次第に他人の悪口や批判に!単独でバイトに来ていた人達は、先ほどの作業を振り返って御礼や感想、お互いの私生活に興味を持って会話もしていましたが、さらに何時間もするとも無言にもなり、イスに座っている身体を動き出しイライラ、それでも待機が続くと雇用側への文句が出始めていました。

 

この経験から私が指導者や責任者をするような立場になってから、働きに来ているスタッフに対して「やる事があるから雇った=ヒマを作らない」事を意識しています。

やる事がない「ヒマ」は、愚痴や文句を生みます。

指導者は、勤務者がたどり着く1日のゴールを想像して、事前にやる事(メニュー)を用意しておく事が必要です。

多少の休息は効率をあげる為に絶対に必要ですが、
何もやる事がない「ヒマ」な時間が出来るのは指導者の怠慢だと思います。

 

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