DJ西尾のひとりごと|日常はプチハッピーにあふれている♪

出番は突然やってくる

こんにちは、DJ西尾です。

映画会社とのコラボで未公開の予告編映像だけを集めたブースの運営を担当した事があります。

A.シリーズ化しているアニメ
B.人気俳優主演
C.世論にマッチした話題
D.「R指定」

の4部屋でそれぞれ約20席、どの部屋も5分ぐらいの上映タイム。

運営担当として人気ブースにありがちな懸念事項を掲げ

・来場者の待ち時間が長時間になり過ぎないスムーズな運営。
・来場者の待機場所の確保。
・万が一待機場所が溢れる場合の整理券対応。

などを準備して平日の初日を終え、全体来場者数も関係はするけど広い待機場所を使わない状態でした。

このまま週末になり他ブースの待機列は埋まっているのに、ここだけ「スカスカ具合」は好ましくないと営業担当から相談を受けて、翌日、私は運営チーフとして来場者の動きを観察する事を行いました。

スタッフのご案内する声の大きさ・話す内容・表情や動き、どれをとっても問題ないです。
この印象は営業担当も「素晴らしいスタッフ」と評価してくれていました。

そこで私からの新たな指示でスタッフ達が混乱する状況は避けたいので、急きょ自分が「ご案内ポジション」に入る事にしました!

★チラッとでも興味を持った来場者を逃さない
★声をかけられたくない来場者を判断
★「見てみよう」と気持ちが傾いた仕草を逃さず、その瞬間スタッフに案内を預ける
★待ち時間は誰もが聞こえる大きな声で待機列スタッフに対して部屋別に聞き即答してもらう
★私自身がこのブースの魅力に取りつかれている表現で目立つ(笑)

約2時間ポジションに入り続けていたらしいのですが、いつしか「広い待機場所」は人の動きが多く活気のあるブースを演出する事が出来ていました。

あの時を振り返ると、自分が来場者の立場と思い深追いはしないけど「一歩踏み込んだご案内」とポジションの連動、さらに来場者の動きとスタッフの動きをシンクロする事を心掛けていたと思います。

特に私の変化に気づいて瞬時に合わせてくれた仲間が居たからこその結果だと感謝しています。(その後、最終日まで私がポジションに入る事もなく待機場所は活気が溢れ、営業担当の満足度も高いブース運営をしてくれていました)

 

誰も悪くないのに結果が出ない時はあります。そんな時こそ「出番」です!

これまでの経験と目の前の担当する業務や人への思いやりで「なんとか出来る自分」でありたいと思います。

 

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