DJ西尾のひとりごと|日常はプチハッピーにあふれている♪

人の成長度合いと伝え方

こんにちは、DJ西尾です。

友人の部長は、

『他部署の定例会で、2年目社員とその指導係に対し「2年目の○○は成長していない!本人もだけど指導している○○が悪い!お前ら、ちゃんとしてくれ!」と課長は叱咤していたらしい。厳しく接する事で伸びる社員はいるのかも知れない。だけど、人の成長する度合いはそれぞれで、課長の「言い方」は配慮が足りないと思う』

と嘆いていました。

 

そこで私は、

 

「成長」とは漢字から見ると「短いモノが長くなる事」

 

植物は、寒暖差や水・太陽光、さらに間引くなどの調整があると、ストレスを感じて栄養の凝縮や偏りが生じる。植物の成長とは「生きる」の一択。

 

次に動物は、空腹などの欲に対して自己的に行動する生き物で、植物と違いストレス過多になると自身や他を傷つける行為をする。動物の成長は「生きる」と自発的に動く「感情」という攻撃の行動が加わる。

 

そして人間は、「生きる」「感情」を持つ動物の分野に該当するけど、動物よりも感情をコントロールする「理性」を持っている。

人間社会の物事には意図や理由があり、状況判断で「感情」を調整し、言葉や行動で表現する事が出来る。
人間の成長とは「生きる」「感情」「理性」が加わる。

 

なので「お前は成長していない」や「指導係が悪い」と言われた部下達が「その通り・サボっていた」と反省し、その後、改善に向かうのならOK!
しかし、その部下達が「責められている・どこが?」と不満が出るのなら、課長の「言い方」に問題あり。

 

☆所属部署の業績が思い通りの状態にならない事で、部下に対する苛立ち。
☆部下達に対して具体的な指針や到達点の指示もなく、偉そうな思いつきの発言。
☆自分の経験だけで「型にはめて」の浅はかな発言。

 

と思われがちなので、

 

★会社の経緯と雇った意図と身近な出来る事を重ねて到達点を具体的に共有する。
★今やるべき事が何に繋がっているのかを理解してもらう会話をする。
★本人の心の声を聞き、自発的に取り組めるような環境にする。
「一緒に仕事をしたい・あなたが必要」と心から想い表現する。

 

社会経験を重ねた指導者・上司・先輩とは、後輩に対して事前にコンセプトや期限を含めた具体的な「ありたき姿」を伝え、到達していたら「成長している」と評価し、到達していない場合は、本人達と話し合って原因を探し、改善すればいいと思う。

 

と話しました。

 

「会えて良かった」という指導者・上司・先輩になるには、感情をコントロールする「理性」を持った上で、誰もが聞き入れてくれる表現力とタイミングを磨いて行きたいですね♪

 

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