DJ西尾のひとりごと|日常はプチハッピーにあふれている♪

6分スピーチ

こんにちは、DJ西尾です。

全国13ヶ所をめぐる「キリンビバレッジサッカーフィールド」のすべての会場でMCを担当させて頂いた時、同じ顔触れのチームメンバーで、参加者&来場者と向き合っていました。

ある会場の帰りに、広告代理店のTさんとの雑談で発見があります。

 

Tさん:「これまで、すべての会場で西尾さんのMCを聞いているけど、飽きないし、聞き入ってしまいます(笑)どうして聞き入れてしまうのか、数会場前から意識して聴いていると、謎が解けたのです!」

西尾:「そのとは?(笑)」

Tさん:「西尾さんは、進行台本以外に、その時に目にしているモノ・コトを語りますよね。注意して聞いていると同じ内容の話もしていました。しかし、何度聞いても新鮮に聞こえるし、毎度納得する自分が居ます。それは、西尾さん自身が【心の底から想っている事をリアルタイムで話している】だから聴く側も、同意&同調しているのだと思いました。」

西尾:「嬉しいですね!まさに見たモノや聞いたコト、そして普段から想うコトを感じるままに、言葉に変えて表現しちゃっていると思います。なので、何度も同じ話をしている感覚は無く、その時に想った&感じた事を言葉にしていると思います。」

Tさん:「やっぱり!そこで、西尾さんがしている【心の底から想っている事を言葉にする】を部内の後輩が出来るように、会社内の育成メニューで導入してみました。」

西尾:「どんな育成メニューですか?」

Tさん:「週に1回、事前に指名していた社員1名がスピーチを行うのです。テーマは趣味や個人的に拘っているコト。起承転結をふまえ、時間は6分以内。スピーチ中に聴いている側からの質問は無しのルールです。すでに実施していますが、どの社員も自分の好きなコトだからスラスラと、楽し気に語ります(笑)また自分の拘っているコトなので準備期間のストレスもなく、最近の部内は、笑顔の会話が増えた気がしています♪」

 

翌年、私もTさんの試みを参考にして、当時勤務していた会社の人材育成メニューとして「6分スピーチ」を実施してみました。
すると、会話好きだけど内容や要点がまとまらずに何を伝えたいのかが見えなくなる社員。さらには、想いはあるけど言葉で発する事の苦手な社員がいましたが、「6分スピーチ」を行う事で、準備の取り組む姿勢や、想いを人に伝える方法を、少しは感じ取ってもらえたと思います。

私の良さとして【心の底から想っている事を言葉にする】を見つけ、自社の人材育成メニューとして導入したTさん自身が、現状を踏まえた上で、より良い環境を作ろうとしている「気づき」の意識を持っている素晴らしさだと思います。

 

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