DJ西尾のひとりごと|日常はプチハッピーにあふれている♪

職責を明確にする演出

こんにちは、DJ西尾です。

親子連れの来場者を中心としたイベントで4人乗り2両編成トレインに乗れるアトラクションがある会場MC担当でしたが、主催者から運営の相談を受けた事があります。

「人気アトラクションを狙ってトレインを導入したけど、参加数も雰囲気も想像した状態ではないのでMC業務の合間にチェックして改善アドバイスをして欲しい」と!(苦笑)

 

しばらく現場を注視していると「違和感」という修正点が見えてきます。

① 運転手:コース1周の時間に大きなバラつきがある。
② 乗車アテンド2名:お客様の乗降をフォローするだけ。

早速、この2点の「違和感」を修正します。

まず【①の運転手】

・内回りや外回りをする事なく一定コースを通る
・アクセルを操作して私が指定した時間ごとの通過地点を守る
・安全第一の運転でコースと時間を守る事に集中する
・運転席横にて乗車アテンド担当と共に乗車完了を確認して運転席へ
・乗車アテンドの「出発進行」の声でラッパを鳴らして出発する
・ホームに到着してサイドブレーキを引いたら「到着」の声とラッパを鳴らす
・運転席から降りて横に立ち運転車両から離れる事なく降車するお客様を笑顔で見送る

つぎに【②の乗車アテンド2名】

・1両目と2両目の担当を分けて、お客様の「肘の下に手を添える」という安全確保の乗降
・運転手と周りに聞こえるように「出発進行」の合図を発する(1両目担当)
・2両目担当は動き出した車両後部の外側に付いて歩きながら肉声でガイドを行う(目に見える施設やイベント案内)
・1両目担当は、次の乗客を決めて列全体を巻き込みながら動いているトレインに反応する

ポジションごとの職責(やる事)を明確にし、それぞれのスタッフには直接演出して運営ディレクターには私の演出を見てもらいながら拘った点を伝えておきました。
その後、参加数を含めて主催者の望む雰囲気になったそうです♪

 

「ちゃんと」や「しっかり」ではなく職責を明確にした事を運営ディレクターとスタッフが素直に受け入れて実施してくれたおかげです。

ポジションごとに細かな職責があり、自分の職責を全うする事を前提として別のポジションにいる仲間を「気にする」職責を遂行する事でチームワークが生まれると思います。

 

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