DJ西尾のひとりごと|日常はプチハッピーにあふれている♪

普通って何?

こんにちは、DJ西尾です。

社員の時、イベントMCと運営ディレクターの兼務でステージに上がる機会が多く注目を集めるのに必要だと思い髪に色を入れて服装はコスチュームが基本。
イベント運営時間外は動き易いラフな格好が多く行楽シーズンは出社しないで現場に直行直帰していました。

すると社内の現場を見た事のない人から「普通の社会人ではない」と言われました。

当時は、仕事の打合せが先方の都合で夜に入る事が増えていました。
所属部署メンバーの残業手当が多額になっている事で、部長から「残業をするな」指令が出ていたので、私は給料が多く欲しい訳ではなかったため、業務遂行の上で日時変更の利かない必要な打合せの時は、夜の打合せ終了から逆算し出社時間を遅らせて残業が発生しないようにしていました。

すると別の部の上司から「会社員は朝の就業開始時間に自分のデスクに座っているのが普通だから」と強く言われました。

 

日常会話において「その料理、美味しい?」や「その服装、カッコイイね?」と問いかけると「普通」と答える人。
企画会議で提案に対して「普通だな」と偉そうに言う人。
プライベートでも「普通はみんな知っている」「普通みんなやるでしょ!」と言い切る人。

この「普通って何?」とずっと感じていました。

 

辞書では「特に変わっていないこと。ごくありふれたもの。たいてい。」と出ています。

自分の経験からの解釈で付け加えると「普通とは多くの人が取る言動」または「多くもなく少なくもなく中間を示す量」と理解し、基準が曖昧な表現なので使う事を控えていました。

そんな時、イベント運営のスタッフ育成メニューを自分で考えて遂行しているとスタッフから「こんな研修を受けたのは初めて」とか「あの研修は勤務する前に全スタッフが受けるべき」との声を聞き私は・・・

「イベント運営の勤務前に研修をするのは必然じゃないの?」
「この研修は当たり前の内容じゃないの?」

と聞くと、ベテランのスタッフは

「普通じゃないです(笑)」

自分的に「普通」という言葉で、かなり気分の良い返答をもらいました。

 

この時から私を認めて信頼してくれる人が居れば、たとえ少数派の「普通じゃない」と言われても、携わる人の満足度向上に繋がっているなら素敵な表現として受け入れるようにしています(笑)

 

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