スケジュールの匠
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こんにちは、DJ西尾です。
来場者が多いイベントでは多くのスタッフを必要とします。経験値の高いスタッフが開催期間中すべて勤務出来ればポジション数を埋めるだけでよいのですが、開催期間が長い場合は休息や休日も考慮してスタッフを多めに雇い「スケジューラー」という職が必要になり、私は運営チーフ兼任でシフト作りをしていました。
まず実施内容に合わせた必要ポジションの割り出しをして、スタッフからは勤務可能日と時間帯を提出してもらいます。
① 私と一緒に働いた経験値(性格・能力)
② 年令・性別・最寄り駅
③ 実家?一人暮らし?
④ 学生?フリーター?
⑤ 朝型?夜型?
⑥ 他のアルバイトや仕事をしているのか?
⑦ 紹介?一般公募?
ひとり1人の7項目をチェックしながら出来る限り希望に沿うようにスケジューリングして行きます。
提出された勤務可能日は私の心得研修を受けて「心が動いたスタッフ」からのメッセージだと思っています。
勤務する事で実体験を重ね「もっとここで働きたい」と「ここで働けて良かった」と感じてもらいたいのです。
ある学生スタッフは授業後の夕方から毎日のように他のアルバイト先で長く勤務して必要とされている為、季節限定で開催しているイベントの勤務可能日は午前中のみでした。
夏の暑さで体力を奪われる現場において、誰よりも汗をかいているけど元気な笑顔は魅力的で短い勤務時間でもイベントの質が上がる人材としてスケジュールしていました。
すると
「短い勤務希望なのにシフトしてくれてありがとうございました。おかげで新たな仲間と素敵な経験を得る事が出来ました。」
とコメントをくれました。
スタッフ雇用はポジションの人数合わせではなく現場のクオリティ確保&顧客満足度向上の為だと思います。
ひとり1人と向き合いお互いに「この仕事が出来て良かった」となる要素としてスケジューラーの力量が必要だと思います。
私にその力量があったのかは不明ですが、私のスケジュールしたシフトで勤務してくれた皆さん本当にありがとうございました♪