こんにちは、DJ西尾です。

仕事で困っていた友人から相談を受けて、ちょうど私のパートナーが必要だったので一緒の現場で勤務してもらう事がありました。

イベントMCやイベント運営は、野外も多く業務内容が天候に左右して臨機応変な対応が不可欠な現場ばかりです。

もともとイベントとは「非日常な空間」を演出するもので、マニュアル通りに事は進まずに予期しない事が起きるものと私は思っています。

友人は私とも年齢が近く、転職も何度か行い様々な社会経験をしていたので、現場では臨機応変な対応も問題なかったのですが、移動や現場で一緒に居る時間が増えると気になる言動がありました。

それは、

・せっかくの日なのに、なんで雨降るかな～！
・どうしてこんなに風がつよいんだよ！
・寒いからムカつく！
・暑くてイライラする！

といった具合に「天候に文句を言う事」が多いということです。

そこで私は、

「今日の天候には意味があって、どのように対応するかで自分の経験値も上がるし、その言動でポジティブな雰囲気を作れると思う。だから俺は天候を受け入れてお礼を言っているよ。文句を言われた空も気分は良くないと思うし！」
と自分の考え方を伝えました。

友人は私の想いにうなずき、天候に文句を言うのを止めてくれました。

すると、準備も当日の現場でも「雨・強風・暑い・寒い・・・。から、こうしよう」と言った嫌みの無い言葉が生まれて、クライアントからも「彼に任せれば安心」との言葉を頂くようになりました。

私達の生活は、自分の力ではコントロール出来ない事ばかりです。

人間は私も含めて欲の塊なので、思い通りに行かないとイライラしたり落胆したり文句を言ったりします。

しかし、コントロール出来ない事にイライラして文句を言うのではなく、状況を受け入れる事で、身近なゴール地点の自分がなりたい姿や想像する素敵な状態の為に「では、今はこうしよう」と自主的にやる事が明確になります。

【否定からは何も生まれない、まずは肯定して行こう！】

その後友人は、スタッフの前でこの言葉を使ってくれる時があります（嬉）