DJ西尾のひとりごと|日常はプチハッピーにあふれている♪

「迷子と保護者と私達」

こんにちは、DJ西尾です。

人が集まるイベント会場において、お子様連れの来場者で起こりえる事は「迷子」です。
私は「すべての来場者に楽しんで頂きたい」「必ず見つける」の2点から「迷子発生による会場アナウンス」をしない運営をしていました。

運営施設やコンセプトをご案内するのが「会場内放送」で迷子アナウンスを1件でも行うと「してもらえる」と申し出が溢れて会場内放送は「迷子放送のみ」に成りかねません。
そこで「必ず見つける」事が出来るので「迷子アナウンス」はしないのです。

 

では「必ず見つける」方法です。

① お子様連れの方々には積極的に「あいさつ」をして記憶にインプットする
② 会場内を常に広い視野で気にする
③ 1人で居る子供には躊躇せず話しかける
④ 熱中している大人には「お連れの方がいらっしゃる方は・・・」的なコメントをタイミング良く入れる
⑤ 年齢層別による子供や大人の行動を分析して起こりえるコメントを発する
子供が迷子になり保護者が探している場合と迷子の子供を見つけ保護者を探す場合の対応方法が違う事を理解して行動する(対処方法は多くの違いがあります)
⑦ 迷子探しはチーフを中心に通常の固定ポジションが無いディレクターやチーフサポートが最優先で行う。(無線を保有しているスタッフは全スタッフに共有する)

 

私達はこの7項目を理解して対応するメンバー多く居たからこそ迷子発生から短い時間で見つける事が出来ていたと思います。

 

無事に見つかり保護者と子供が対面するシーンで多くあるのが「何していたの?」「どこに行っていたの?」の次に「側に居なさいって言っていたのに!」「離れちゃダメでしょ!」とりつけ、心配だったのはわかりますが手を挙げて叩く保護者の方もいます。

子供が急に興味を惹かれた時と子供が側に居るはずと思う保護者の「思い込み」が重なる事で迷子発生となると思われます。
私達は興味を抱いてもらいたくてイベントを開催して運営しています。「会場内で興味を抱いた子供が責められるシーン」は見たくありません。

そこで保護者の方には迷子だった子供と対面する前に「スタッフの問いに対して立派に答えてくれました」「離れてしまい反省しているみたいです」とお伝えする事と合わせて、「叱らずに抱きしめてあげて下さい」とお願いをしていました。

 

このお願いは運営遂行と無線統制をして探し続けた全スタッフの想いだったからです♬

 

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