DJ西尾のひとりごと|日常はプチハッピーにあふれている♪

ハンドパワー

こんにちは、DJ西尾です。

私は20才の時に「十二指腸潰瘍」を患い、当時受けた「内視鏡検査」で涙を出しながら嗚咽して苦しかったトラウマがあり、日テレ系子会社を退職してから約10数年間は健康診断結果で「内視鏡検査が必要」になるのが嫌で健康診断を受けずに逃げていました。

ところが55才の時、総務担当の仲間が「当日に行くだけの状態」まで健康診断の手続きをしてくれて「せっかく手続きをしてくれた手間を無駄にしちゃ失礼だ」と決意し受ける事にしました。

 

健康診断はあっさり終わったのですが、結果は恐れていた二次検査による「内視鏡検査が必要」の表記!

35年前のトラウマを乗り越える時なのです。

 

問題があれば早期発見!何もなければ「健康」という安心をもらえるとポジティブになって、いざ「内視鏡検査」(喉からの胃カメラ)です。

ベッドに横になり私の喉に胃カメラが入る少し前から、ベテランの看護師さんが私の肩あたりにずっと手を当ててさすってくれていました。

時折、息の吐き方などのアドバイスをささやいてくれながら・・・。

涙も嗚咽もあったけど、なんとか検査を終える事が出来ました。

 

子供の頃、ケガや病気になった時に親は、その痛い所や苦しい所に手を当てくれて「痛いの痛いの飛んでけ」と言ってくれました。

大人になっても身体を傷めたり、腹痛・頭痛の時は自分の手でその痛い場所に手を当てます。

手当の語源は、まさに「手を当てる」事からきていると自分なりに解釈していましたが、
検査中のベテラン看護師さんは35年前に「苦しかったトラウマ」を持った私に「手当て」をしてくれたと感じました。

「手間(時間)」を使って健康診断の「手続き(引継ぎ)」を私にしてくれた総務担当の仲間。
胃カメラを使って検査してくれたお医者さんの「手技」。
不安でビビッている私の肩に「手を当てて」さすってくれたベテラン看護師さん。

 

人の手にはエネルギーがありますね。

 

皆さんは「いつもの作業」でやっていたのかもしれないけど、私にとっては嫌なトラウマを消す事が出来たし、二次検査結果は問題なく「安心」を頂けました。

私もこの「手」から出るエネルギーで、携わる人の【安らかなる心】を手助け出来ればと思います。

 

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