3つの不正解
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こんにちは、DJ西尾です。
イベントは規模の大きさや期間の長さで人員数を決めていますが、たとえ1日開催の1ヶ所運営でも現場責任者1人では食事・トイレなどで現場を離れる場合もあり、目が行き届かない部分が出ます。
そんな時は、現場責任者の考え方を理解して表現出来る人員を配置します。その人員に必要なスキルは、責任者代行となる仕事に取り組む意識と表現力ですね!
私は運営とMCを兼務で担当する事が多く、どんな現場でも私要らずの運営が遂行出来るようにスタッフに伝え続けている事があります。
「私の不在時に安全を損なう危機回避以外で、判断をする時は【人の心が傷つく言葉使い】【人の身体が壊れる行為】【法律に触れる事】この3つに繋がる行為は絶対に選ばないで下さい。それ以外で対象者と携わる人が一緒に喜べるなら、何を選択しても良いです」
その後、私と会った時にその迷った出来事と判断した事を教えてもらっています。
学校では評価基準を定める為に、正解が1つのテストを行います。
テストの点数を上げる為に、教科によっては丸暗記などで一時的に記憶に詰め込んで回答し、テストが終わった後は忘れてしまうその場しのぎ的な事はあったと思います(笑)
しかし、社会人になると所属会社や依頼主に利益をもたらす数字が大きな評価基準となり、その数字を出す為に様々な役割や方法があり、さらに業種も様々で正解は1つではなく、「顧客満足度」という対象者の感覚的なものも含めて沢山あると思います。
また、その場しのぎで以前携わった業務を忘れてしまう事が多いと「次の仕事の依頼」は来ません。
そこで社会人になる前の学生スタッフ達には、アルバイトをする事で「自らの意思を表現する力と判断を養う力」を身に付けてもらいたいと思っています。
さらに、「仲間に伝えて巻き込む力」が備わると現場責任者代行も出来るからです。
感情を持つ人が集まる場所には、感情を持つ人が向き合うべきであり、1人で向き合える事はたかが知れています。
そこで、多くの人が集まる場所には多くの人が必要になり、その感情をコントロールする事が出来るのがエンターテインメントだと思います。
生活する中で、正解は沢山あるけど、人として絶対にしてはいけない事があります。
それは【人の心が傷つく言葉使い】【人の身体が壊れる行為】【法律に触れる事】です。
沢山のスタッフが聞き入れてくれて嬉しかったです(^^