ほっとかない運営
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こんにちは、DJ西尾です。
2002年、プロ野球12球団初の試み「読売巨人軍 宮崎春季キャンプ インフォメーションセンター運営」を担当させて頂きました。
観光・交通・キャンプガイド配布・練習状況による選手移動情報など「来場者をほっとかない運営」を、宮崎在住スタッフ達のおかげで遂行する事が出来たと思っています。
その後、シーズン優勝を目指して、心技体を鍛える為にキャンプに来ている選手達の協力を得ながら「より多くの来場者に喜んで頂こう」と、選手愛用品プレゼント会やサイン会&トークショーなど、毎年規模を拡大しながら、様々なトライをしていました。
企画規模が大きくなるにつれてディレクターも増え、TDL時代から長年、私の考え方を理解してくれている後輩ディレクターも同行してくれる年がありました。
スタッフ達が、運営心得を理解して表現出来るようになると、運営は落ち着きます。
しかしながら、この落ち着きは「ダレる」という安全を損なう危険性があるので、私はスタッフに「更なるミッション」を演出したくなります。(笑)
その相談に、後輩ディレクターはノリノリで乗ってくれて、
① インフォメーションセンターの扉(シャッター)を開けると同時に「おはようございます!」の元気なコール
② 平井堅の「POP STAR」が流れる
③ テーブル出し、看板出し、配布物のセット、練習メニュー記載をする準備を、リズムに合わせて陽気に行う
【インフォメーションセンター オープニングダンス】というミッションに決めました。
翌日、私と後輩ディレクターで動きの見本を見せながら、スタッフにミッションを伝えると、驚くと共にキラキラ表情で運営後には、夜な夜な自主練習をしていました。(嬉)
そして、設定していたお披露目の日を迎えましたが、前日降った雨の為、本球場の使用が見送られインフォメーションセンター前に、多くの来場者は居ません・・・。
しかし、球団職員の方々は「せっかく準備したのなら見たい」と来てくれて「お披露目」する事が出来ました。
球団職員の方々は、笑顔の手拍子で見終わると「これぞエンターテインメント運営!」と、お褒めの言葉をスタッフにかけてくれました。
携わるすべての人を「ほっとかない運営」を実施したい私の想いを、否定無く理解し、楽しく準備に動いてくれた後輩ディレクターに感謝すると共に、スタッフ達がトライしてくれた【インフォメーションセンター オープニングダンス】は最高のひと時でした。