DJ西尾のひとりごと|日常はプチハッピーにあふれている♪

楽しめるテンションのエリア

こんにちは、DJ西尾です。

イベント会場には大きく分けると2種類の思いがあります。

A) 観客や参加者と呼ばれる消費者の思い。
B) 出演者や関係者と呼ばれる生産者の思い。

消費者の「楽しかった♪」「また来たい♪」の反響が多い事で、次のイベント開催が決まり生産者の需要が生まれます。

その消費者の「楽しめるテンションのエリア」がある事をご存知ですか?

 

イベント開催の多くは、日常では味わえない感情を刺激する「非日常を演出して」来場者に満足度を提供するものですが、残念ながら「非日常の演出」をご理解頂けない方が居ます。

そのエリア外の状態の方とは、

① お酒に呑まれて泥酔状態
② 仲間やパートナーと居る事で満足し、自己中心的な行動をとる
③ とにかく否定と不機嫌で周りに影響がある態度
④ 楽しむ以外の目的で物や人に危害を与える

「楽しめるテンションのエリア」とは、上記4点以外で開催意図を理解してくれる来場者の気持ちの範囲を言います。

残念ですが、上記4点の方でご理解頂けない場合は退出して頂きますね(>_<)
それは「すべての来場者に楽しんで頂きたい」との思いからです。

 

開催するイベントの「楽しめるテンションのエリア」を守ると共に、そのエリアを広げる為に感情をコントロールするスタッフが存在し、上記4点に該当する方を含めて、すべての来場者の気持ちと向き合います。

★盛り上がっているテンションと同調しながら、聞く耳を持つまで落ち着いてもらう。
★テンションの低さを理解して、声掛けだけでなく、さり気ないリアクションをとる。

これを身に付ける育成方法の一つに、
来場者や仲間と【一緒に喜び・一緒に怒り・一緒に哀しみ・一緒に楽しむ】があります。

 

厳しいルールでコアファンだけが楽しめるイベントと違い、不特定多数の人が訪れて少ないルールで「楽しめるテンションのエリア」が広いイベントは、開催意図を明確にする事と、自分以外の人の気持ちと向き合う技術を身に付ける事が必要だと思います。

 

こちらもよく読まれています!