ひとり立ち
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こんにちは、DJ西尾です。
現場研修を実施する時に「トレーナー(TR)・トレーニー(TE)」でのマンツーマン指導法を導入し、TRには現場経験値が豊富で、人と向き合う技術と心を兼ね備え、新人スタッフのひとり立ちを喜べるスタッフをシフトしていました。
座学研修で「なぜスタッフが必要なのか?」「どんな心得で何をするのか?」を明確にし、実際に勤務を全うする為には「やってみる」事が必要です。
① TRとTEは、常に行動を共にして視界から離れない
② TRが見本を示す
③ それを見て聞いたTEに少しずつ実際にやってもらう
④ 良い感じの部分は褒めて自分のものにしてもらう
⑤ TEが困る部分を見逃さない
⑥ TEが困る場面は絶対に必要だが、やる気を削がないようにTRはサポートする
⑦ TEが自ら考え言動して「やらされる」→「やりたい」の意識に持っていく
⑧ TRは、来場者に不都合が生じる手前を判断してサポートする
⑨ 出勤から帰るまで、ひとりで業務を遂行出来るようにする
⑩ タイミングを見計らって「見極め」をチーフにお願いする
⑪ 「見極め合格」ならば「ひとり立ち」でローテーションに入れる
⑫ 「ひとり立ち」に不安部分があればTRに伝え、再度トレーニング継続
この指導法において、重要なポイントは「TEが困る」と「TRが側にいる」なのです。
業務には、ひとりポジションがあり自分で対応するしかない時が発生します。その時に困らない為、現場研修中に「困る出来事を多く体験して、対処法を学ぶ」事が必要なのです。
やる気はMAXで心得も理解している様でしたが、現場研修中の序盤では緊張して言葉を発する事が出来ないTEが居ました。しかし「見極め」時には、アトラクションを待つ来場者に向けて、決して流暢ではないけど話しかけたり答えたりの会話が成り立ち穏やかなひと時を演出していました。
そのシーンを見た私とTRは、顔を見合わせて思わず嬉し涙がこぼれていました。
上手くやるのではなく、カッコつけずに純粋に想いを表現している姿は美しい!
TRを褒めると「私がTEの時に、TRにしてもらって嬉しかった事をしただけです」と!
なんて素敵なスタッフ達なのでしょう♪
マンツーマン指導法は新人育成だけではなく、伝える側の成長にも繋がりますね(嬉)