「店長の奮闘記」が番組にならなかった理由
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こんにちは、DJ西尾です。
日テレ海の家店長を担当している時に、日テレの情報番組から「店長の奮闘記」的なコーナーを撮りたいとオファーがありました。
私が日テレのイベント運営チーフをしている姿を見ていた番組プロデューサーの企画で、
・スタッフ同士の出来事
・店長のスタッフへの育成指導
・お客様とのエピソード
・売上げ向上への取り組み
・・・など
ひと夏で起こる出来事を番組にしたいとの事。
話を深く聞くと、
人間関係でのトラブルが起こった時に店長がどのように回避していくか?
また、店舗経営が思うように行かない時に店長はどのように回避していくか?
といった人情ドキュメントを撮りたいとの事でした。
そこで私が店長や運営チーフとして取り組んでいる事を伝えました。
・スタッフには雇う際に、店のコンセプトを伝えスタッフのやるべき姿と考え方を伝えます
・その考え方を理解出来ないスタッフは雇わないし、運営中はスタッフの小さな変化を見逃さずにスタッフの考えを聞きます。スタッフとしてのやるべき姿を遂行出来ないスタッフは辞めてもらいます
・売上げや集客については「もしも・・・。」を開店前に様々な回避方法を思案し、これまで結果を残し続けているから今回も店長を担当している
といった具合に、周りから見ていると何事も起こらない=「未然に防ぐ」ように準備しているという事です。
すると番組プロデューサーは、苦笑いしながら「西尾さんらしいですね。しかし、何も起こらないなら、番組にならないですね」と。
残念ながら「店長の奮闘記」は番組になりませんでした(笑)
安全はひとりでは守れません。
その事業に「携わる人の意識と目と言動」で安全は保たれます。
それは、物事の小さな変化を見逃さない事と、起こりえる事を想像して未然に防ぐ事だと思っています。
「何も起こらない!」が一番の安全になりますね。